Never too late

いつも夢を追いかけてる ガキみたいなヤツのストレートな思いを綴ってます

理由(エムブロからの転載)

 

今日は阪神淡路大震災から22年…

毎年迎えるこの1.17…

俺は1.17を迎える度に思い出す2人がいる…

 

このblogは 前のblogでも反響の大きかった記事…

からからの店をしてる 2008/8/30に更新した内容です…

 

時期は全然関係ない時期やけど…

俺が店をしたいって決意したある出来事…

俺が店を持ちたいって気持ちになった 大きな理由となるとある経験を記事にしてます…

これも前のblogのまま転載します…

 

 

 

 

今日は何にしようかな?

まっ 店をしてるってことで『どうして店を持とうと思ったか』という理由でも…

色んな理由はあるけど 大きな理由が1つあるねん

それは…

 

 

阪神淡路大震災の時 経験したある出来事

 

 

未曾有の大災害にも関わらず 運良く直接的な被害はなかってんけど お袋が救援物資を運んでる途中に膝を複雑骨折し入院

その時に妹はワーキングホリデーでオーストラリアに行ってる最中で 4月まで戻って来ない状況

俺と親父の男2人で 何かと大変やった

まっ 被災された方に比べたらなんてことないけどね

で その時俺はフリーターやってローソンでバイトしてたわけ

 

地震から3日目の昼間のことやった…

その当時俺は22:00~5:00までバイトしててんけど 地震の後はすごい量の納品数があったため 22:00~14:00くらいまで入ってた

納品数が通常の5倍~10倍くらいあって なかなか品出しが終わらなくて 疲れたなぁと思ってた矢先…

 

 

2人の子供がペットボトルの売場で話をしているのが聞こえた

 

『ないなぁ この店もないなぁ…』

 

お兄ちゃんが7歳くらい 妹が5歳くらいの子供の兄弟やと思う

身なりもなんか汚れてて 妹の方がなんかのキャラクターのショルダーバッグを肩からかけてて…

で どうやらペットボトルに入った水を探してた感じ

地震の時 とにかく水は納品後すぐになくなるくらいに売れてたから 納品直後くらいしか売場になかった

だからこの兄弟が店に来た時は 売場に水はなかったわけ

『次の店に行こ』と お兄ちゃんが妹に促しててんけど ちょっと気になって声を掛けてん

 

『水を探してんの?』

『うん』

『ごめんなぁ 今 ないねん』

『…』

 

で 雰囲気がなんか違うって感じたから 色々と聞いた

 

『何処から来たん?』

『向こうから』

 

と言いながら 東の方角を指差した

その時の店 幹線道路沿いにはあるものの 駅からは遠く電車で来たとは思えない…

かといって お父さんとお母さんの姿がないから 俺の頭の中はクエスチョンマークで一杯になった

 

『向こうってどこら辺なん?』

『向こうやねん』

『じゃあ 家の近くの電車の駅 分かるかな?』

『分からへん』

『そしたら どうやって来たんかな?』

『歩いてきてん』

『ここに来るのに何分かかったん?』

『昨日の昼に病院を出て さっきの店からめっちゃ歩いてる』

 

 

『病院って?』

『あんな お母さんが病院でずっと寝てて ご飯も食べんとおるから 水を飲ませてあげようと思ってな… でも 何処にも水ないねん』

『お父さんは?』

『家の中から出てこんねん』

『…』

 

 

話してて分かったのが 被災したってこと

お父さんが崩れた家の中からまだ助けられてないこと

お母さんは意識不明で 症状が軽くないこと

そして…

 

 

この兄弟が24時間かけて この店に来たこと

昨日の夜に避難所でもらった1コのおにぎりを 2人で分けて食べたのしか食べてないこと

 

 

途中の店で水があったけど…

 

 

100円しか持ってなかったから 売ってもらえなかったこと…

 

 

もう途中から仕事中にも関わらず 涙が止まらんかった

その当時 記憶している中で一番涙が出た

確かに店ってのは ボランティアじゃないから お金をもらってナンボなんかも知れん

だけど 自動販売機じゃなくて人間がしてることやん

なんか腹立つやら悲しいやら 物凄く淋しい気持ちになって…

 

 

その時に強く思った

 

 

将来 何かしらの店を持とう

で 困った人がいてたら せめて一瞬だけでもいいから 安らぎとか安心感を感じてもらおう

間違ってもこの兄弟に水を売らなかった店みたいにはならんとこう

 

 

せめてうちだけでも…

 

 

って深く胸に刻んだ

 

 

で この兄弟に

『水じゃなくても お茶やったらお母さん飲んでくれるわ』

って言ってお茶を買ってあげて

『帰る時は電車かタクシーで帰りや』とタクシー代+αを渡してあげて帰らそうとしたんやけど…

 

 

ふと 肉まんとあんまんが出来上がってるのに気付いて…

 

 

『肉まんかあんまん食べる?』

『…』

 

とお兄ちゃんの方は黙ったままやったけど 妹の方は蒸し器に入った肉まんとあんまんを見てたから 妹の方に…

 

『どれにする?』

『肉まんにする!』

『お兄ちゃんはどっちやったら食べるかな?』

 

と妹に聞いたら お兄ちゃんが無言で肉まんを指差した

俺は肉まんを2コ追加で買ってあげて見送ってんけど よっぽどお腹が空いてたんやと思う

渡してすぐに食べ出した

 

『あったかいなぁ ホカホカや』

『気を付けて帰りや』

『ありがとう』

 

と言い 手を振りながら店を出て行くのを 俺は見送った…


あの光景は 未だに鮮明に残ってる

何よりも 今このブログを作りながらも涙が出てきて仕方がない

店をしようと思う理由は 確かにこれだけじゃないけど この時の気持ちや思い そして決意というのは決して忘れることはない

きれいごとなんかも知れんけど それならそれで俺が行動で示したらいいだけやって考えてる

被災された方に比べたら ホントに俺なんか大したことじゃないけど…

いつかのタイミングで この話をUPしようと考えてた

 

 

 

 

 

 

「Applied person win」

http://uluru1118.hatenadiary.jp/

 

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